日本の伝統装身具−その11
大黒と小判の図、べっ甲蒔絵櫛・笄
べっ甲蒔絵の櫛と笄(こうがい)のセット。『守貞謾稿(嘉永6年初稿)』によると、幕末頃から櫛・笄は小振りなものが流行し始めたと書いてあります。
この櫛・笄も当時のもので、幕末から明治初期頃に用いられたものです。櫛は幅9.2cm、高さ3.2cmと小さめで、笄は15cmと短めです。
図柄は福の神として知られる大黒夫と小判。商家のお上さんが商売繁盛を願って挿したものでしょうか。
メールマガジン第29号(2005.6.11配信)より
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