ジュエリー制作者 鈴木和則さん
全日制宝飾研修科 |
レベルの高いオリジナルをめざしてクラフト学院を卒業して、制作の会社に就職。9年の勤務の後独立し、現在は一点物の制作をしています。会社に入社した当時は、仕事で認めてもらうために、毎日のように仕事の前後の時間を使って自分の技術を磨きました。また、練習をやらないと先輩たちに認めてもらえませんでした。後輩がいなかったので、道具の買い出しや雑用までも任されましたが、これでいろいろな店と顔がつながり、独立した今となってはとても役立っています。また加工賃の見積りなども毎日ノートにつけていた経験から、独立後の加工賃の交渉もこなせています。 独立して3年、仕事をやっていてよかったと思うときは、難しいものを作って、きれいに仕上げて、お客様に喜んでもらって、伝票に数字をたくさん書ける時です。逆に仕事の悩みは、制作に求められる完成度のレベルか高く、言われたことをこなせないときです。一点物をやっているので、仕上げや品物としての完成度のチェックがとても厳しいです。今はやらせてもらえるだけでもうれしいという気持ちでいます。私のような仕事はチェックが厳しいけれども、加工賃の高いものを作っていかないと、難しいと考えています。 クラフト学院に入学して一番よかったのは、仲間ができたこと。いまでも付き合いがあります。クラフト学院に入学しないで就職をしていたら、外の世界を知らなかったのではないかと思います。 |
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後々まで残る仕事をしていきたい将来のことはあまり考えていません。自分は技術者だから「今、何ができるか」が一番大切なことだと考えています。強いて言えば10年先には、カルティエやハリーウィンストンの商品を作れるような職人になりたい。 |
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「クラフト」で学ぶ学生へのアドバイス職人によってやり方も考え方も違うので、制作の仕事に就いて、学生の時との違いに戸惑いを感じるのは当然。ただ、学生は今できることをすればいい。将来を不安がるより、今の課題をこなすことが大切。 |
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