2019年 ディプロマ取得 馬 万強 さん

FGAを目指したきっかけ

私は中国出身で実家は硯を作る仕事をしています。子供のときから石に馴染み深くて宝石に憧れていました。

大学から大学院まで経済学でしたが、卒業後はIT企業に就職しました。それでも、宝石への憧れが忘れられません。いつか宝石と  かかわる仕事したいという思いをずっと持ち続けていました。

近年、中国の富裕層が日本で電気製品や化粧品、健康食品など爆買いしています。その中で宝石などのジュエリーも徐々に買い求めるようになりました。しかし、宝石の知識がなく単に宝石だけを欲しがるという普通の人たちを目にし、何か私に手伝えることがないかと思い、FGAディプロマの取得を目標としました。

FGAの勉強

FGAの勉強は過酷な試練でした。ファンデーションからディプロマコースまで通学で2年間、一生懸命に取り組みました。

日本人の方にとっても、難しいことなのに、外国出身の私にとっては至難の道でした。ファンデーションは何とか合格しましたが、ディプロマの勉強は本当に中国の大学受験以来の本気の勉強というよりむしろそれ以上でした。

先生の励ましの言葉はいまだにはっきり鮮明に覚えています。先生曰く、「今までの経験で、よほど資格試験に慣れた人間でない限り、短時間の勉強で受かりません。毎日学習しないとそれなりの実力は身に付いてきません。とにかく時間をかけて考えながら書く練習が必要です。模範答案を何度も何度も書きましょう!「お写経」のごとく・・・

先生の教えてくださった通りにとにかく書きました。平日も土日も図書館で宿題と過去の試験問題をこまめにやりました。勉強の辛い時間があったからこそ、合格の嬉しさをたっぷり感じることができました。

先生たちのサポートとクラスメイトたちの励ましに本当に感謝します。